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オフィスレイアウトのヒント8

身近にできるオフィスの地震対策

書庫の上に置かれたダンボールは、地震の際に落下して 避難経路をふさいでしまいます。オフィスレイアウトにより、 無用なパニックを回避することができます。

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もし「阪神・淡路大震災」級の揺れがあなたのオフィスを襲ったら… 「緊急時に、人は愚かになる」といわれています。とっさのときは、普段できることが、できなくなってしまいます。逃げるときは、いつも利用しているエレベーターに乗ろうとしたり、それらが使えないとなると別の道を考えられなくなったり・・・。


災害の際に、最も危険なものは、自己中心的な考えや、噂から発生するパニックであるといわれています。

パニックを防ぐには、正確な情報の入手、避難を誘導するリーダーの存在、明確な避難経路というものが欠かせません。


立っていられなくなるほどの揺れ。デスクから落下するOA機器。キャビネットの転倒。避難経路がふさがれてしまったときの焦燥感・・・。


私たちは、普段の心がけにより、無用なパニックを事前に回避することができます。 オフィスレイアウトによって、社員やお客様が安全に屋外に避難できるような措置をとることができます。

避難経路の確保。十分な通路幅。ローパーティションの配置方法の見直し・・・。すべてが安全対策といえます。

あなたのオフィスの収納庫は縦横に連結されていますか?壁面に耐震固定されていますか?収納庫の上に落下危険物が置かれていませんか?


壁一面に並べられた書庫は、美観がよいだけでなく、耐震施工の容易さ、上部に物を置くスペースを作らないという点で、さまざまなメリットがあります。


オフィスレイアウトを考えることは、明確な避難経路を確保することに密接に関わっているのです。




オフィス創りのヒント8

東海地震は、その発生のメカニズムや予想震源域・歴史的資料がある程度判明していることから、現在、日本で唯一、予知の可能性が高いとされている地震です。


静岡県西部・駿河台一帯を震源とするプレート型地震。マグニチュード8クラスの巨大地震で、神奈川県から愛知県にかけての広い範囲で強い揺れが起こり、津波での大きな被害も想定されています。


首都圏を例に挙げると、約200年〜300年周期で起こるマグニチュード8クラスの大地震の他に、約100年周期で発生するマグニチュード7クラスの首都直下地震があります。


現在は、活動期に入ったといわれていますが、内閣府では、東京湾北部地震「震度6強、M7.3」の直下型地震を例にあげ、冬場の午後6時、風速15m/sにおける経済被害額は、112兆円。死者数は1万1千人で、約6割は火災が原因となると想定しています。

〜参照 内閣府「首都直下地震対策専門調査会報告書の概要」

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フリーダイヤル0120-63-1382


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